線と余白で構成された、
“静かな力”を宿すポスターシリーズ。
建築、構成、幾何、墨、光、静寂――
“整えること”の強さと、
完成の一歩手前にある詩的なバランスを探る。
“完成されたミニマリズム”ではなく、
“整えられた未完成”としての美をポスターに。
なぜなら、MAFORMのグラフィックは
日本の伝統的な美意識――
余白、間(ま)、素材の静けさ――
から着想を得ているからです。
古くから受け継がれる“間”や“質感”の哲学を、
現代のミニマリズムと融合し、
空間や暮らしの中に
そっと新しい余白をひろげていく。